第13話 神さまとの約束

長年、生まれた時から家族が信仰していた神様以外に手を合わせると

「罰が当たる」と言われて来た私が、神社などに行くのは勇気がいることだった


信仰を捨てても、神社などへ行くことはしなかった


正直、罰がこわかった


子どもを産んでからは、子どもの病気が一番こわかった

子どもが病気になると、(なにか悪いことした?)といろいろ考えた

罰だと思った


でも、悪いことなんてしていない

悪いことしなくても子どもは病気になると開き直ったのは、

子どもがおしゃべりできるくらいになってから


子どもが大きくなり、自分の時間が持てるようになると・・・

世の中で、神社参拝が大きく取り上げられている時期も重なり


行ってみよう・・・と思った

「罰なんて当たらない」とちゃんと自分の中で思えたことも大きかった


神社へ行き、手を合わせた時、全身がビリビリとした

神さまを感じるってこういうことなのかと驚いた


神さまに手を合わせる自分


罰が当たるという駆け引きではなく、

手を合わせる自分が、内側からなにかが変わっていくような感じ


神さまに手を合わせてお願いばかりする自分がいるが

手を合わせてお願いした時に、自分の心に自分で伝えているような感じがした


手を合わせて神さまにお願いする(○○になりますように)は、

○○になるように行動します、という自分と神さまとの約束なのかなと


これがかみさまに手を合わせる事なんだと


罰なんて当たりません 昔、信じていた神様見ていますか?

それどころか、とても心が穏やかに、そして自分を少しずつ好きになれています












  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る