コメント失礼いたします。

なぞの青年や妖が出てくる展開に興味がわきましたが、さらに後半に出てきた浮世絵師に興味津々になりました。設定や世界観が独特なんですが、すっと頭に入ってくるのがうまいですね。文書力がある方なんだと思います。
最後は若いふたりのほっこりした感じもあって、妖を退治するというより、なぜか世直しをしているような印象もありました。なぜでしょう・・・妖退治の話なのに・・・
禅という名前によるものか、僧侶のように悟った人に思いました。
コメントがとっちらかってしまいましたが、掌編とは思えないおもしろさがありました。