第9話 以下ゲーム

私は子供の頃から、以下に存在することを考えている。


学校の成績、運動、見た目、人間関係、恋愛


〇〇番以下


〇〇以下


〇〇さん以下・・・


多分、70数億人以下。


最悪なことに、以上(異常)の奴らが、以下連中を放置し、弄ぶ。


以下ゲームだ。


ただ、私の下にも人間がいる。


私は、私以下の人間には興味が無い。


そして、私にも興味が無い。


如何に存在しているということである。










  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る