馬嶋鹿直は語りたい。
雪宮紫月
第一話 ファミレスのポテト
なあ、あんた。せっかくなら俺の話ばちょっっっと聞いてくれんか?
ファミレスの細く切って揚げた芋あるやん?あれに付いてくる塩の話なんやけどもさ。あれ、かけ方間違えるとめっっっっっちゃ辛くならん?なるよね?あれのかける加減って難しくない?え?簡単?
……。
嘘やーん。そういう嘘はよかって。え?だって、あの塩っ粒入れとるのって瓶やろ?瓶やんな。瓶の穴んところに塩詰まっとって出ん時と普通に綺麗で出る時の差があってめっっっっっちゃかけちゃう時ない?ないかー……。そっかー。
あーうん、なんか話し合わなそうやけんもうええわ。んじゃ、俺上がりなんで〜お疲れ様でぇぇぇぇす。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます