第2話

俺が部屋でTVゲームに興じていたら

母さんが菓子折片手に部屋に勝手に入って来て言うことには。


「シンジ!市営住宅に最近越してきた隣の女の子のヒナタちゃんだけど!このところ、ひきこもりになっちゃったんだって!」


「私ね、その子のお母さんと、ママ友になったんだけど、

助けてーって言われたの..,」


「はい?」


「不登校を改善してあげてくれないかしらって」

「なんか、前いた学校と勉強の進度が合わなくて、授業についていけなくて周りの子たちからバカにされたようなの」


「俺が?なんでまた?」


「なんでも、シンジ。なんか、あんたに一目惚れしたみたいでね、、その女の子」


「え」


「小学5年生に惚れられても俺、

嬉しくないな...」


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