*への応援コメント
この時代に合わせた言葉選びが秀逸で素晴らしいです。
ここまで書き分けられるなんて、すごいですね。『坂水』さんってもしかして名前が同じだけで別人? と思って連携しているTwitterまで見に行きましたよ。
書く側だから言えますけど、こんなめんどくさいことやりたくないですからね(笑)
赤い雨が二段で意味を持っているとは考えが及ばず、なるほど経血のことかと思っていたら火事のことだったとは。
タイトルがこれまた秀逸でした。
阿古さんが行かないと決めたのは、この火事を見越してのことなのでしょうか。
いったい彼女の中でなにが起こり、そんな勘働きをさせたのか不思議に思いました。ああ、でも賭場で助言してましたもんね。そう言うところかな。
それと、主人公がこの村の男たちに対して憤っていましたが、無理矢理犯すような人たちだったのだろうかとこれまた不思議に思いました。色当ては確かにゲスな感じはしますが、自分の中ではイコールにならなくて、だからこそ阿古さんは残る選択もあったのかなと。
いや、なんか突拍子もなく勝手に解釈始めてしまってすみません。ただこの解釈が間違いでなければスッキリできるというとてもわがままなコメントであります。解釈違いで不愉快であるということでありましたら、即刻削除(解釈違いとなる部分だけ)しますのでおっしゃってくださいね。
作者からの返信
お読みいただき、その上、コメント・レビューまでおありがとうございます。
諸々に忙殺され、返信遅れまして、失礼しております。
>『坂水』さんってもしかして名前が同じだけで別人?
ご明察、実は坂と水のコンビ名だったりします。高校時代に意気投合してからの付き合いです。『いとこい』書いたのは坂さんの方ですね・・・・・・
嘘です、坂水は一人です。二人だったら分業できていいなあと思うのですが。
わりと作によってトーンは変えられるみたいです。文体の端々は癖が出ちゃっているのですが。
今作は『かすみ燃ゆ』という長編のスピンオフでして、本編では書き切れなかった主人公の母親・阿古をヒロインに据えてみました。
>主人公がこの村の男たちに対して憤っていましたが
ああ、ここは。むしろ主人公のゲスな部分を出したかったのですよね。殿方の嫉妬、独占欲。詩一さんの見方は普通で、主人公がおかしい。
多分、主人公は阿古が他の男と話していてもイラッとする性質(タチ)だと思います。性の対象としているかどうかはあまり関係なく。
阿古が行かないと決めたのは、言葉通り「安是より都が良いとも思えない」から。仰るとおり、だからこその残る選択です。
そして彼女には巫女めいた予言の力はないと設定しておりまして、じゃあ・・・・・・ということになります。
大火は単なる偶然か、あるいは彼女が原因か、それとも主人公の思い込みを利用した阿古の気の長いいたずらか。いろいろモヤっていただけると嬉しいです(性格悪し)
いつか続きを書きたいものです。ふふ。
*への応援コメント
阿古の初恋の話!?…と思いきや、そんなに可愛いものじゃなかったですね。12、3才でおじさんたちを狂わせるとは、やっぱり怖ろしい女です。
このときから都への執着が始まったようだけど、何をどの程度見越しているのか。
阿古は子供の頃から阿古なんだなと、妙に納得。
あと、佐合はずいぶんと純情貫いていたんだなあと改めて確認しました…笑
作者からの返信
阿古は光らないうちから男を手玉に取っており、かすみとの差がはっきり出て面白かったです。
今作書いて、彼女の目的がはっきり見えてきまして。書きがいのある人です。
佐合はねえ、悪い子じゃないけど、意気地なしだからなー。いや、悪いですけどね、八つ裂きですけどね、ふふ。
*への応援コメント
阿古は幼い頃から阿古だったんですね。
ここが地獄の始まりか……というか、地獄はそれよりずっと前から静かに続いていて、阿古をきっかけに表出したのかもしれませんね。
淫靡で薄暗い描写がやはり素晴らしいです。
作者からの返信
かすみ燃ゆシリーズ、読了ありがとうございます。
>淫靡で薄暗い描写がやはり素晴らしいです。
男性一人称でちょっと不安でしたが、そう仰っていただき良かったです。
そも、黒山は〇捨山ですからわりとずっと地獄なんだと思います。
昔話も書きたいですね。そもそもの経緯や成り立ちを。思惑と成り行きの果て。うわ、ちょっとぞわぞわする。
書けたらぜひ読んでやってくださいませ~(いつになるやら)