第9話

気の強い林ユーコ。

この時ばかりは恥ずかしそうな顔した。


取り敢えず俺は。


パーカーを脱ぎ。彼女に渡した。

「取り敢えず。これ着て」


「ほら、早く」


「毛玉だらけで別の意味で恥ずいだろーけど、、」


ウチは母子家庭で兄弟多い。

子沢山の貧乏家庭だからな。


そんな、いい服とか着ることできなかったんだ。

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