1章 20話

「寒っ」


すっかり季節は冬になった。


「マフラー持ってくればよかったかな。」


少し後悔した。


バスに乗って15分で駅に着く。


小説を読んでいたらあっという間に駅に着いた。


バス停をおりると目の前には大きな水族館があった。


「こんな大きいんだ。」


土曜日だからか、家族連れやカップルが多い。


羨ましいな〜と思いつつ、チケットを買って中に入った。


中はキラキラしてて、魚たちが踊るように泳いでいた。


そんな楽しい時間はつかの間。


時計の針は16時を指していた。


「もう帰らないと。」


今の季節じゃ17時になるともう薄暗くなる。


その前に帰らないと。


そうして水族館を後にした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る