第28話筋トレは食後何時間?
はいやって来ました。青空筋トレの時間です。食後、詩乃さんにやりたいことを聞かれたため青空筋トレと答えた。もう驚かれるような事もなかった。少し悲しい。ちなみに2人は夜ご飯の買い出しに行った。どうやら夜ご飯は普通の食材でバーベキューするようだ。まぁ牛肉とか野菜はどうしようもないしな。
そういう訳で今は大自然の中に1人。そして目の前にはダンベルとベンチ。折り畳みのベンチを頑張って持ってきた。最高の環境だ。
「1人だと服も脱げるし最高だ」
トレーニーなら一度は裸でトレーニングをしたいと思ったことがあるだろう。しかし大衆の目があるジムではさすがに脱げない。ホームジムユーザーにのみに許された特権なのだ。しかし今は違う。貸し切りのキャンプ場。脱ぎ放題だ。
早速服を脱ぎベンチに仰向けに寝る。そしてダンベルを円運動で持ち上げる。少し前に詩乃さんとも行ったダンベルフライだ。ダンベルでできる胸トレなら俺はこの種目が1番好きだ。
今は食後すぐで本来筋トレをするのには向かない時間だがしょうがない。詩乃さんも凛もいないのは今しかないのだ。
食事を取ってからの筋トレは一般的には大体2時間くらい空けると良いと言われている。理由としては2時間っていうのが消化に必要な時間だからだ。
消化っていうのは凄い胃が頑張ってくれている。つまりは胃に血液が集まっている状態だ。その状態で筋トレをすると上手く血液が筋肉に運ばれないのだ。血液とは栄養だ。筋肉に栄養が行かなければ筋肉の分解を早めてしまうって訳だ。
まぁそんな理論は今は置いておいて筋トレを楽しむ。
「ああ!最高だ」
それから2時間。集中していて気付かなかったが2人が帰って来ていた。こちらを不審者を見るような目で見ている詩乃さん。今の自分の状況を考えてみよう。上半身裸。汗だく。興奮した顔。うん。スリーアウトだ。
「太郎君?あなたついに筋トレのし過ぎておかしくなってしまったの?」
「と、とりあえず服を着てくれると…。そのえっと、確かに素晴らしい体ですが、ずっとそのままでいられるとまともに会話もできないと言いますか…」
詩乃さんには呆れた様な表情で、凛には恥ずかしそうな表情で言われた。
それから汗だくのまま服を着るのもあれなので川で水浴びしてから服を着た。一件落着。
「で、詩乃さん。これから何するんですか?」
「そうね。とりあえず夜ご飯の時間までゆっくりするって感じかしら」
「まぁ自然の中ゆっくりも良いですね」
「そう思って私ハンモック持ってきました!」
「さすが凛!分かってるじゃない。早速準備しましょ」
準備といっても木にくくり付けるだけだ。すぐに終わった。
「これいいわねー」
「ですねー」
「眠くなりますー」
3人揃ってハンモックに横になる俺たち。自然と瞼が重くなってくるのも無理はない。すぐに両隣から可愛い寝息が聞こえて来た。俺も筋トレして良い感じに疲労している。寝よう。こういのもたまには良いかもしれないと思いながら意識は途切れていった。
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