第41話 テスト勉強の時、鏡花の存在は癒しになる
授業を終えて家に帰ると僕は自分の部屋に行って早速勉強をする。
テスト範囲に含まれるワークの問題を解いたり見直したり、英語の授業に渡されたプリントの英文を見直したり、国語の授業地に渡された漢字のプリントに書かれてある漢字を覚えたりとしていると、ドアがノックされたので「どーぞ!」と言うと鏡花が部屋に入ってきて「お兄ちゃん、ご飯の時間だよ!」と教えてくれたので僕はリビングにご飯を食べるために降りる。
僕がご飯を食べ終わり、自分の部屋に行って勉強をしようとすると鏡花が
「お兄ちゃん、頑張りすぎるのはダメだよ?体壊しちゃうよ?」
そう言って心配してきたので
「ありがとうな、鏡花。わかってる。ちゃんと寝る時間を確保するし、休憩もするよ」
と僕が言うと「約束だよ?」と鏡花が言ったので「わかったよ。鏡花」と僕が言うと鏡花は夜ご飯を食べることを再開する。
僕はご飯を食べてからすぐに部屋に戻って勉強を始める。
勉強をしていると、ドアをノックする音が聞こえたので「どーぞ!」と言うと、
「お兄ちゃん!もうそろそろ11時になるよ!?お風呂に入って!」
と鏡花が言ってきたので僕は勉強をやめて風呂に入りに行くことに。
風呂から上がると頭をすぐに乾かす。そして自分の部屋に戻って勉強をしようとすると、
「お兄ちゃん、今日はもう勉強をやんないで!やりすぎだよ!一緒に寝るまで私とリビングでテレビを見ようよ!」
そう鏡花が言ってきたので僕は「わかった」と言って鏡花が寝るまで過ごすことにした。
だが、鏡花と一緒に過ごしていると、だんだん眠くなってきたので僕は明日の準備をしてから寝ることにした。
[冬華の場合]
私はこの高校に来る前の学校で高校の勉強は終わらせているが、何故か不安に襲われて今の時間まで勉強をしている。
すると、
「冬華お嬢様、もう寝てください。お体に障りますよ?」
と私の専属執事が言ってきたが
「どれだけ勉強をやっても不安なんです。なのでもう少し勉強を続けさせてください。」
と私は言う。すると、
「どれだけ勉強をしても不安なものは不安なんです。なので今できる最善のことを、例えば体調管理とかをしてください。」
と執事が言ったので私は執事の言ったことにしぶしぶ従うことにした。
私が歯を磨いていると
「テストでどんなに悪い点数をとっても俺は何も言わないよ。だけど、体を壊したら叱るからな?」
とお父さんが私に言うと「それでは、おやすみ。」と言って自分の部屋に戻って行った。
私はお父さんのその言葉を聞いて一時的ではあるが少し不安が取り除かれたような感じがした。
そう言われたあと私は今日は寝ることにした。
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