あるエリート社員の日常

@hotaruika47

第1話

俺はエリート社員で部長職にも昇格した。


めんどくさいけど社内考査だ。


汚い職場作業員もやってやらないといけないけど時間を取ってやるか。


どうだねAさん。仕事に問題は無いかね?


業務のSさんがゴミをゴミ箱に捨てず、床にゴミを投げっぱなしで散らかって困ってます。

何とかならないですか?


(不味いな、あの人の資格が無いと我が社は基準局に指導を受けてしまう)


Aさん、何て事言うんだ!

ゴミをゴミ箱に捨てるのはほんと大変なんですよ。分かりますか、あなた?


他に言う事はありますか!ないよね!じゃ考査終わりです!


ふー、今日も仕事が終わった。

ド底辺の人間と会話するだけで穢れた気分になる。

働いた働いた。


エリート社員の日々は問題無く続く・・・。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る