第294話 朝寝坊

(しまった!寝坊した!)

慌てて待ち合わせ場所に向かう。


いつもモーニングコールをしてくれる彼女は、カフェで読書中。


「ごめん。寝坊した」

「知ってる」

「起こしてくれれば良かったのに」

「お休みの日くらい、朝寝坊したいでしょ」


そう言うと『慌てましたスタイル』の僕を眺め、フフっと笑った。


ー完ー


書ききれませんでしたので『慌てましたスタイル』としましたが……。

彼は、寝ぐせでボーボーの髪、後ろ前のTシャツ、左右別々の靴下という、いで立ちで現れました。


*****


明日のお題は『髪の毛』デス^^

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