チャーフ公爵家

フランコ

当主 フランコ・チャーフ公爵

オバルト歴 1469年生まれ


大蔵省税務長官


”官僚の中の官僚”と言う表現が似合う堅物。

羽ペンの一つを買い替えるにも

稟議書りんぎしょが無いと許可しない。


「何故かね?」「どうしてだね?」が口癖。

童顔である事もあって部下達からは

「なぜなぜどうしてフランコ」と仇名されている。


次男のカルアンを”放蕩癖の同性愛者”だと思っていた。

近々に勘当も止む無しと考えていた矢先に、

エルサーシアとの縁談が舞い込み狂喜した。


妻のジョコンダとパトラシアには頭が上がらず、

ほぼ言い成りである。


**************


「甘えると、とても嬉しそうな

お顔を成されますのよ!」

「実際に嬉しかったのですよ。」


「カルアンと婚約した時は、別邸と

男爵位を下さったわ。」

「孫達の中でもサーシアを一番に

可愛がっていましたね。」


「他の子の可愛げが無いのですわ。」

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