オバルト王家

シルベスト

国王 シルベスト・オバルト3世

オバルト歴1467年生まれ


王都 エルベルアント・セムルフスル・ギア・ポロ・ポルア

通称エルベ


王都内を三つの川が流れる。

ナカソ川 ネミキ川 キグレコンド川


エルサーシアの大叔父

イライジャの弟


王子時代は明るく家族思いの

良き人柄であったが、

王太子となり本格的な帝王教育が始まると、

王としての器量不足を思い知り挫折する。


常に自分を高く評価し、忠誠を示す

侍従長のビクトルに依存した。


アナマリアに篭絡されてからは

政務も疎かになり、

暗愚な王となった。


オバルト歴1535年没

享年68歳

糖尿病による多臓器不全


**************


「不運なお方でしたわね。」

「バルドーの工作にやられましたね。」

「王が常に賢王である訳では無いわ。

その為に優秀な側近を育てるのよ。」


「その側近が裏切り者でしたねぇ。」

「今思えば大したものね、バルドーは。」

「サーシアが居無ければ没落でしたね。」


「私は特に何もしていないわよ?

向こうが襲って来たから叩き潰しただけですわ。

それにしても教会も甘い対応でしたわね。」


「教会内部の穏健派が仲裁した様ですね。」

「お金の匂いがしますわ!」


「後顧に憂いを残しましたね。」

「やっぱり最初に帝都を爆撃して置けば

良かったですわ~

あの手合いは殺してしまうのが一番ですわ。」


「うわぁ~サイコパス~」


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