嫡男　オルエルト・ダモン・ログアード辺境伯公子

オバルト歴１５１６年生まれ　双子の兄

領内呼称　若様

契約精霊　クイラ　蛇型

下級精霊師（物語開始当初）

王国陸軍参謀本部所属

次期当主として徹底して厳しく育てられ、

一時期は心が荒みかけたが、

エルサーシアの誕生で使命感に燃えた。

妹を溺愛しておりカルアンとの結婚には

強く反対したが、

当主ヘイルマの決定には従わざるを得なかった。

*************

「ヘイルマお兄様はあまり出番が無かったですわね。」

「真面目過ぎて華が無いのですよねぇ」

「お父様が厳しくし過ぎたのかしら？」

「弟ちゃんの方は放任でしたから、

羨ましかったでしょうね。」

「御結婚するまではずっとレイサン邸の

離れに住んでいましたわね。」

「まるで小姑みたいでしたよ。

カルアンが気の毒でした。」

「カルアンの気まずそうな顔が

愉快でしたわ！」

「カルアンが気の毒でした！」

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