閉じる
表示設定
目次
第4話
アリュールにあてがわれた部屋に戻り
クラランスと一息つく
クラランスの気転で難を逃れたが
何時また他の令嬢に
嫌がらせをされるか
毎日がハラハラしどおしになりそうだ
先ほどの
広間での
令嬢たちからの嫌がらせを
思い出すと頭が痛い
わざとドレスに飲み物を溢され
挙げ句の果てには
転びそうなふりをして
ドレスを破かれてしまった
胸元まで裂け目が入り
パットをモリモリにしている事が
バレそうになったが
クラランスがいち早く気付き
ショールを広げて
上半身を覆って隠してくれたのだ
初登城でよかった
そうでなければクラランスは
控えて別の部屋に待機していたはずだから
これからは
アリュールが他の令嬢の嫌がらせに
対処していかねばならない
絶対に
男だとバレないように
細心の注意が必要だ
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
