ツイッターでのことは別にお気になさらず。

さて、イロハが実際に世界をどのように認識しているかですが、現代哲学で言うところのクオリア問題ですね。彼女は自分の感覚相を他者に投影することができる、というのが真だとしても、イロハが見ている「赤」と、宋庵がそれを受けて見ている「赤」が、真に同じであるかは分からない。

突き詰めれば、「イロハは色を認識できるか」というのは「自分以外の他者は自分と同じように世界を認識できるのか」という、独我論にまで通じてくる話でもあります。

というわけで、本質を突くご質問ありがとうございました。