決戦

東京大入口の前。

そこで、戦っていた。


「はぁはぁ」とみんな息切れしている。

「あまりにも【ヒューマロイド】が多すぎる」

響は呟いた。


「一条さん、なにかいい武器持ってませんか?」

准は自分のコピーできる能力を使い戦うつもりだ。

「いい武器か・・・」


響はキョロキョロと周りを見渡す。


「あれだな」

響が見たのは。


「分かりました!」

准は鎌を持って戦う人を見て、武器をコピーした。


「うぉぉぉっ!」

准はでかい鎌を持って、【ヒューマロイド】を壊していく。


「あなた、たしか昨日入って来た・・・」

鎌を持った女の人は、戦いながら言った。


「はい、はじめまして、永瀬准です」

【ヒューマロイド】を倒しながら自己紹介をしている。

「私は神楽カミラ、よろしくね」

カミラの鎌は【ヒューマロイド】も圧巻させる威力。

「さぁ、来なよ【ヒューマロイド】勝負だ!」


カミラは目が黄色から青色に光ると、【ヒューマロイド】は停止し始めた。


「喰らえ!」



「蒼稲妻!」



その威力はカミラの近くにいた【ヒューマロイド】約50体ぐらいを一気に倒した。


「カミラ凄いな」

「えへへ、私、能力は稲妻なの、稲妻を自由に操れるの」

カミラは照れながら自分の能力を説明をした。


「准危ない!」


近くから声がしてきた。アイリスの声だ。

准は振り返るとあと数ミリで攻撃を受けそうだ。

(やばい、間に合わない、手に持っている鎌が追いつけない)

とその時、ドンッ、と銃の発砲音がした。

准は目を開けたら、【ヒューマロイド】は壊れていた。


「大丈夫か?准」


かけつけてくれたのは響だ。


「あ、ありがとうございます」


「総員、聞け、【ヒューマロイド】は倒した。だが・・・」

「凄いですね、人間にも、こんな力があるなんて」


カザリは炎を体に纏っていた。

シュンと一瞬、なにかが准の横を通った。


「なんだ・・・」


後ろを振り返ると、隊員が血を流し、倒れていた。



「カザリ!!!!!!」



響は仲間が殺られた姿を見て怒りを上げた。

銃を打つが1弾も当たらない。


「こんなものですか?」



「異能解放 地獄弾装填完了 これで終わりだ」



怒りに狂った響は言った。



「地獄銃弾!!!」 ※読み(ヘルガン)



銃弾はカザリをそれて通り過ぎて行った。


「どこ狙ってるのですか?次は私の番で」

カザリの話が途中で途切れた。


「なんだ・・・」


カザリは腹を見ると、銃弾が貫通して、穴が空いていた。


「グハッ・・・、グ・・・」


「みんな逃げろ!爆発するぞ」


いち早く気づいた響はみんなに言った。

カザリは響の打った弾が次々に貫通していく。

そして、最後は頭に1発入る。



「ま、まだ、私が、負けな・・・」

カザリは最後に言って、爆発した。

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