5F 深層の真相

501



 翌日、午後十一時半。 中野区、サウンドメディカル本社前。


 季人は腕時計に目をやりつつ、大きくそびえ立つ砦を前に相棒からの合図を待っていた。


 と、その時手にしていたスマートフォンから呼出し音が鳴る。 季人は通話アイコンをスライドさせた。


「待ってたぜヒューストン。 こっちは打ち上げられる準備万端だ」


『気が早いねエンデバー。 けど、お待たせ。 いよいよだね』


 管制塔からの声を聴き、余計に気分が高まる季人。


「ああ、待ちに待ったとはまさにこのことだ。 緊張ってよりワクワク感でさっきから震えが止まらない」


 季人は今日朝起きた時から、今この瞬間を迎えるまで、散歩直前で落ち着きのない犬の様にソワソワとし続けていた。 それこそ、遠足を楽しみにし過ぎて眠れない小学生の気分を思い起こさせるように。


 挙動不審なその様は明らかな不審者であり、朝食を共にしていた御伽からはあまりの不気味さに悪霊払いという名の閃光の様なボディーブローを頂戴していた。


『へはは。 だろうね、君はそういう奴さ。 それで季人、始める前に一ついいかい?』


「ん? どうした?」


『やっぱりさ、これが、これからやる事が、いけないことだってのは解ってるんだけどさ……いや、ハッキングしまっくった後で今更感はあるけど』


「ああ」


『この不法侵入に対する後ろめたさと反比例するように、すごくテンションが上がってくるんだけど、どう思う?』


「非常に頼もしい」と、簡潔に堪える季人。


 季人の性格にあてられ、感化されたたウィルの声は何処となくいつも以上に楽しそうだった。


 しかし、ウィルにも本来、季人と同じく、これと決めたら周りが見えないという困りものの一面がある。 今回の作戦を決めた時からすでに、その兆候は表れていたが、それが今になって自覚できる程度に興奮してきたという事なのだろう。


『ありがとう。 ただ、季人も少しは自重しないとつまらない失敗を犯すかもしれないから、テンションの上げ幅は八割程度に押さえてくれよ』


「それは約束できないな。 俺はこれから、言うなれば悪魔城に挑むわけだし。 冒険に挑もうかという勇者は袋一杯の道具と現状揃えられる最強装備で、もう胸の内は大変なことになってるんだからよ」


 興奮しながらそう言う季人に、ウィルは苦笑を漏らす。


『勇者って……遊び人の間違いでしょ。 まぁそれはともかく、じゃあ期待はしないでおくけどさ。 君はやる時はきっちりやる男だしね。 ただ、突発的なエンカウントにはくれぐれも注意してくれ』


「もちろんだ。 その為のサポートよろしく頼む。 超頼りにしてるぜ。 ていうか、ウィルが居ないと早々にゲームオーバーのテロップを拝むことになる」


 予期しない遭遇は極力……もとい、絶対に避けなければいけない。 それにはウィルのサポートが必要不可欠だ。


『なら、僕も張り切っていくことにしよう』


 ウィルがそう口にするのと同時に、腕時計のアラームが電子音を二回鳴らした。 決行の時間だ。


 季人は携帯をボディーバッグにしまい、首に掛けていたヘッドフォンを頭に装着して、サイドに付いている電源を入れる。


『正面の入り口操作と監視カメラは、昨日僕が下見がてら地下の外構配線を弄っておいたから、気にせず普通に自動ドアをくぐってくれて大丈夫』


 ヘッドフォンから聞こえてきたウィルの説明に、季人の口から感嘆の口笛が自然と漏れた。


 確かに作戦を練っている時に、セキュリティーに関しては任せてくれとは言っていたが、まさか自分の知らぬ間にそんな事をしていようとは……。


「いつのまに……インドア派のウィリアムさんはどこへ?」


『やる事やっておかないと相棒が朝刊を飾っちゃうからね。 にしても、ジメッとしたところは流石に堪えたよ。 いや~、空気清浄器のある自室は最高だね』


「あんたもブレないねウィル。 にしてもな……」


 季人は目の前まで来たサウンドメディカルのビルを真下から見上げる。


 窓一つない不気味な建物は、遠くから見ても近くから見てもやはり異質だ。 こんな建物に単身乗り込むとか……我が事ながら正気の沙汰じゃない。


 ウィルの腕を疑っているわけではないが、それでも、監視カメラの前を堂々と進むのは勇気がいる。


「じゃあ、行くぜ」


 季人は進行ルートを昨夜の内にしっかり頭に叩き込んである。 仮にケアレスミスでうっかりを発動しそうになっても、ポーチの中にある高精度発信機で季人の正確な位置を把握しているウィルが即座に注意を促す手はずになっている。


 しかし、現状で操作できる監視カメラは普段人の出入りがあるエリアだけ。 だが季人が目指す所はそうではない。 そこはサウンドメディカル内でもかなり特殊で、独立した管理体制が敷かれている事はウィルの入念な下調べによって判明している。


 目指すべき場所は、九階のサーバールーム。 そこでウィルから渡されたフラッシュドライブを差し込み、情報の吸い出しと、ウィルが外部からでは踏み込み切れなかった管制プログラムを掌握する。


 それさえ出来れば、今回の目的は達成したも同然。 大企業とはいっても、所詮プログラミング制御された警備システムだ。 スタンドアローン化された独自管理の体制だとしても、その大本を抑えてしまえば、フリーパスのチケットを手に入れるのと同義だ。


『じゃ、さっそく行ってもらおうか……階段で』


 ウィルの言葉にテンションゲージがMAXだった季人の表情が一気に曇る。


「……なぁ、本当にエレベーターは使っちゃダメなのか?」


『念には念を入れておこうって決めたじゃないか。 もちろんエレベーターのシステムだって簡単にクラックできるよ。 だけど、触れなくてもいい部分があるなら極力避けていく方が安全だって結論が出ただろ?』


「分ってはいるんだけどさ……流石に気が滅入るよな」


 普段、階段を使って建物を九階まで上るという事はしない。 大抵はエレベーターかエスカレーターを選択する。 自分は配達業者でも引っ越し業者でもない。 運動不足を補おうとして苦行を選択するタチでもないのだから。


『そこは持ち前の探究心でカバーしてくれ、精神が肉体を凌駕すれば、九階なんてあっという間さ』


「……ま、ぼやいてても仕方ないか。 サーバールームが屋上じゃなかっただけマシと思っておくよ」


『YES。 ミッションプランは正確に遂行してくれたまえエンデバー。 固体燃料何て積んでいないんだから、その足だけが頼りだ。 それに、こういう時の君は、体が疲れたと認識する前に、楽しいって感情が先走っているはずだから、上っている最中に自分が疲労している事すらきっと忘れてしまうよ』


 ウィルが長い付き合いから把握している季人の特徴を取り上げてエールを贈る。


「はぁ。 了解キャップ。 その代り、ちゃんと俺の事を透明人間にしておいてくれよ」と、乾いた笑いを浮かべながら一歩を踏み出す。


 自分にとってはバベルの天辺を目指すが如き所業だと思うが、踏み出さない事には始まらない。それに、ウィルの言う通り、目前に未知、未開があると思うと気が高ぶって疲れなんて感じる暇はなさそうだ。


 これは、明日起きた時の筋肉痛が怖いなと胸の内で呟く季人。


「時々さ、勘違いされているんじゃないかなって思うから今言っておきたいんだけど」


 手すりに手を掛けながら登りつつその胸の内を吐露する。


『何だい? 別に男色の気があるってカミングアウトされても、別に気にしないよ。 あ、ちなみに僕はのんけだから」


「あんたの性癖なんてどうでもいいし、俺だってのんけだ。 ていうか前に言っただろ、美人は大好きだって。 そうじゃなくて、結果的に役割分担がもう定着してるけど、俺もそんなに体力があるわけじゃないんだからさ、今度ワールドアパートに載せる検証でこういう機会があったら、ロールを交代してみないか? もしかしたら、ウィルも楽しめるかもしれないぜ」


 季人とウィルの肉体的スペックを比べれば、季人の方が年齢も含めて高いと言える。


 しかし、それは大きく差があるわけではない。 どちらも平均的なカテゴリーに属する体力であり、ウィルが少し一般よりも低いというくらいだ。


『適材適所だと思うけどね~。 それに僕、階段の上り下りなんて三階が限界だよ。 昇降機のない建物は鬼門だね』


「インドア派もそこまで極まれば大したもんだよ」


『卓上旅行が趣味だから』


 そうこう雑談とも無駄口とも取れる話をしている内に、階段の表記が登行終了を教えてくれる。


 サウンドメディカル本社、九階。


 息も切れ切れな季人が足取り重く階段の踊り場にたどり着く。


 そこには簡素な照明と、ウィルによって掌握してある監視カメラ。


 そして、サーバールームへと続く自動扉があった。


「あ~、疲れた……。 だがまぁ、ビルの高さに対して、九階でよかったと思っておくか。 何せ、宝物庫がこの壁の向こうにあるんだからな」


『ご期待通り、仕掛け満載でね。 オープンセサミで開くようじゃ君だってつまらないだろ』


「時と場合による」


 デジタルモニターとカードリーダーが設置された扉の前まで来た季人は、背中のボディーバックからICカードを取り出した。


 そして、一瞬だけ間をおいてから、手にしたカードをカードリーダーに通す。


 ピッという電子音の後に、承認を確認する表示がモニターに現れた。


「……やるじゃん。 本当に使えるぜ」


『カード自体はサウンドメディカルの社員証を兼ねているものだから、発行元のソースを少し調べればコード解析は簡単にできたよ。 プログラミングには少し時間がかかったけど。 まぁ盗めれば早かったんだけどね。 僕からしたら、問題はその次からだったんだけど……』


 季人はスマートフォンにメモしておいた暗証番号を見ながら、デジタル画面を操作していく。


『開錠する人物をモニターの上にあるカメラで録画するのは防犯として間違っていないけど、それを悪い人に見られてしまうことも考えないとね、僕達みたいなさ』


「まったくだ。 これからはここに入る人間の身だしなみにも、しっかりとした取り決めを作っておいたほうがいいだろうな。 眼鏡に暗証番号を打ち込んでいるところが映ってるのは……流石に頂けない」


 そもそも、監視カメラの録画情報が外部に漏れるという事態こそがあり得ないのだから、致し方ないと言えるのだろうが……。


 気の抜けたようなピーという電子音が鳴り、あっけないほど簡単に、宝物庫の扉は開いた。


「……いや、簡単ではないか」


 これも殆どがウィルの手回しだ。 つくづく侮れない男だと思う。 こうまで何でも出来るところを見せ付けられると、翌朝に預金残高がバグった通帳見せつけられても驚くことはきっとないだろう。


 まぁ、ウィルはそんな事をするようなキャラではないし、本人に至っては目の前の大金よりもハンバーガーとコーラの詰まった紙袋の方が好きな男だ。


 金さえあれば、それこそいくらでもジャンクフードを食べることが出来るが、本人曰く、それはそれという事らしい。


「分かっちゃいたけど、暗いな」


 サーバールームはしっかりとした空調管理がなされているらしく、室内は少し寒いくらいだった。


 照明は申し訳程度で、季人は手にしたハンドライトで周りを照らす。


 目に入るのは図書館の本棚の様に等間隔で整列してあるサーバー。 それらはケースによって保護されている物や所々ケーブルが出ている物と様々だった。


『季人、USBのソケットがある場所は分かるかい? それか、ディスクドライブがあればいいんだけど」


「……もう少し、待ってくれ」


 ゆっくりと足元とサーバーを交互に照らしつつ、入り口に近いものから順番に調べていく。


「あった。 多分これだな、どっちも見つけたぞ」


 サーバーの一つを指でなぞりながら確認して、それが間違いない事をウィルに伝える。


『なら、USBで繋ごう。 まず今持ってる小型PCをUSBケーブルで繋いだら、F11を押した後にYを押してくれ』


 大きさがペンケース程の小型PCを開き、そこから伸びているケーブルをサーバーのソケットに差し込む。 続けて、ウィルの指示通り作業をこなす。


「押した。 画面に進行状況がバーで表示されてる」


『よし、こっちにも転送されてきてる。 上々だね』


 事はスムーズに推移している。 これだけ順調すぎると、少しばかりサウンドメディカルのセキュリティーに関して勘ぐりたくもなるのだが、これはウィルの手回しが良かった結果なのだろう。 本来はこんなに簡単ではないはずだ。


「欲しかった情報は?」


『ええっと、あったよ。 実験記録と……これはシステムの開発に関係する資料か。 内容は……やっぱり那須が意図せず封印されてしまったデータを元にして新たに組み上げたニア・システム・セイレーンだね。 まぁ、八割方フランク氏の設計がもとになってるし、新たになんて言うのはおこがましいかな。 もう少し情報が欲しいところだけど、今送られてきてるデータだけでも、色んな事を裏付けるには十分だと思うよ』


 それはつまり、携帯電話に仕込まれたサウンドデバイスの秘密や、都庁前駅に設置されたスピーカーからつながる、失踪事件への関与の証拠だ。 


「データの吸い出しに何分かかる?」


『う~ん、どうやらそこは電波状況がよくないからねぇ。 この調子だと、七、八分てところかな』


「長いな」


『データ量が凄まじいからね。 これでも効率よく転送している方なのさ』


 確かに、一企業のデータを根こそぎ吸い出しているのだから、時間がかかるのは仕方が無いのかもしれない。


「……今までのところで、セレンに関するデータは?」


 待っている間、季人はふと頭によぎった疑問を口にした。


『まだないかな。 当然と言えば当然かもね。 最重要機密だろうし、もう少し掘り下げていかないと……」


「そうか……」


 彼女が居なければ、サウンドメディカルは現状を維持出来ても、先へ進む事は出来ない。


 金の卵を生み出すガチョウ……セレンならば白鳥だろうが、それを外部に漏らすという事は、社の生命線を握られるのと同じことだ。


 秘匿すべき事だというのは承知しているが、サウンドメディカル内でも、その存在を知っている物はそれほど居ないのではないだろうか。


 となると、彼女は普段どこで生活しているのか……。


『ただ、気になるのはあったよ』


「何だ?」


『セクター1229、一般社員のクラウドタスクにはないファイルだ。 それに、1229ていうのは前社長、レイノルズ氏がセレンと一緒に大学の研究室で行っていたプログラムの開発コードと同じだ』


「……それで?」


『毎週更新されてるんだ。 プログラムを開くにはまだファイルが断片化されてるけど……これは、サウンドメディカルの業務内容というより、数字を見るに、何かの管理費みたいだ』


 一般の社員には知られないような極秘ファイルで、死んだレイノルズが行っていた開発コードが使われている……。


 中々核心をついているネタのような気がしてならない。 外連味たっぷりだ。


『その建物の地下四階が該当箇所に指定されてる。 けど……その建物は三階までしか無いはずだ』


「他の建物の事なのか……」


 それとも存在しない地下四階が実は存在するのか……。


『まぁ、もう少し待ってよ。 直ぐに結果が出るさ。 それまでヒーリングミュージックでも聞いて待っててくれ。 だいぶ気が張ってるだろうしさ』


「お気遣いどうも」


 苦笑しながら、季人はヘッドフォンのサイドに付いているボタンを人差し指で軽くノックした。 すると、御伽がダウンロードした音楽が左右のスピーカーから出力され、無音のサーバールームをたちまちコンサートホールに変貌させた。 無駄にハイテクなハイレゾリューション音質は、高揚していた季人の精神をなだらかに落ち着かせてくれる。


 床に腰を下ろして目を瞑り、サーバーを背もたれにして、美しいフルートの音色と透明感のある声に聞き入る。 


 彼女が演奏し、歌っている。 この音色が、何人もの心を揺さぶり、心身まで喪失たせた。


「……」


 どこか、納得してしまう。


 サウンドメディカルによって強化されたとか、デバイスによるサポートっていうのは関係ないのではないかと思ってしまう。


 操られ、失踪した人達はきっと感受性の豊かな者たちなのだろう。


 機械的なサポートなんてなくても、きっと彼女の演奏や歌声は、人を魅了するのに申し分ない特別を秘めている。


『季人、エレベーターだ』


 聞いていた音楽の音量が下がり、ウィルの声が被さって耳に入る。


「エレベーター?」


『地下四階は確かにあった。 けど、階段がない。 そこにはエレベーターでしか行けないみたいだ。 他に通じる道はない。 申し訳程度の換気ダクトも、人が通れるサイズじゃない』


「そこに、何があるんだ? このサーバールームより大切なものがあるってか?」


『一番隠しておきたいものがあるんじゃない? 人とかね』


 人……この場合、それは誰だ?


 そんなもの、決まっている。


「……なるほどね」


 サーバールームで欲しい情報は、というより、サウンドメディカルの全ては手に入ったようなものだ。 これで、世間を賑わせた一連の事件の幕引きはできるだろう。 警察だけじゃなく、ネットにでも一度情報を解き放てば、名のある企業の黒い話など、あっという間に広がる。 それは、社会的な死に相当する。


 それと同時に、これは武器だ。 保険、取引材料、言い方は様々だが、これが那須達にとってのアキレス健であることは間違いない。


 このデータがあれば、何かあった時きっと役に立つはずだ。


『季人、そこに必ずセレンがいるかは分らないよ?』


「居ないなら居ないで、選択肢を一つ減らしたことになる。 居たら居たで、ケツを引っ叩いてやる」


 これまで散々人を誘拐していたんだ。 自分がそんな目にあったとしても自業自得と思ってもらおう。


『はたして、大人しくしてくれるかな?』


「なにも、落とし前をつけさせたいのは、サウンドメディカルだけじゃない。 問答無用で意識を刈り取りやがったセレンには、レディーとしての対応は必要ないだろ。 ダダこねやがったら、今度は向こうを昇天させてやるぜ」


『そんなテクニック君にあったっけ?』


「実は誰にも明かしてない絶技が……」


『はいはい。 無いのは知ってるから。 じゃ、エレベーターに向かってくれ』


 そこでふと、季人は頭に浮かんだ疑問を口にする。


「……こんな事なら、最初からベーター使ってもよかったのでは? 足に乳酸をためる必要もなかったのでは?」


『へはは。 事情が変わればそれもやむなしさ。 エレベーター《棺桶》に入ったらこっちで操作するよ。 地下四階という地中までの快速だ』


「不吉な事言わないでくれ」


 データの転送が終わったサーバーからケーブルを引き抜き、PCをボディーバッグに仕舞いこんで、季人はサーバールームを後にした。

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