生態解説2

[No.2]ウォールアイ

 2階層に生息。球状の体に無数の目を貼り付けた怪物。目と目の間に腕や歯、呼吸器官を埋め込んでおり、自身の身の危険や仲間との連携のために使い分ける。

 巣が危機に瀕した場合は、仲間同士で体を融合し合い"壁"を作る。この形態へと変化したウォールアイの危険度は高く、周囲の生命体を無差別に吸収するため、逃走が勧められている。


 センチピードとの対立関係は深く、餌の所有権を巡った争いが頻発している。

 専門家の間では巣を統括するリーダーが存在するのではないかと言われ、それを裏付けるように餌が大量に捧げられた器のようなものが発見された。


 体長には個体差が大きく、3mから30cmまでの個体が現在確認されている。

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