カレーを食べよう! 〜ゆきちゃんと印度〜
「侑希さん、カレーを食べましょう!」
「カレー? ゆきちゃんこないだ牛丼屋さんで食べたばっかりじゃない?」
「カレーはいくらでも食べられるんです。ほら、カレー作ってから何日もカレーが続くことってあるじゃないですか」
「それは一人暮らしの人が間違えて作り過ぎちゃって四日くらいごはんがカレーになるやつだよね。まぁ、でもそうだね。カレーはおいしいからどれだけでも食べられるもんね。てか、僕牛丼食べたし」
「じゃあ、早速行きましょうか」
「ん? ゆきちゃん、ここカレー屋さんじゃなくてスーパーだよ。え? もしかして……」
「カレーといったら手作りじゃないですか。いっしょに作りませんか?」
「あー、たまにはいいかもね。僕自炊なんてしたことないけど」
「私がいるので大丈夫です。任せてください!」
「あれ? ゆきちゃん料理できたっけ?」
「昨日、動画で見たので作れるはずですよ。あ! まずはこれを買わないと始まりません」
「ホームセンターのコーナー?」
「サングラスです!」
「玉ねぎ用のな。えぇ……、ほんとに作れる? 心配なんだけど……」
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