扉を開けて
ねえ
扉を開けてくれませんか
いきなり、中に入れてなんて
言わないから
ほんの少し、姿を
あたしに
あなたを見せてくれませんか
本当のあなたを
そして
あたしの心で
あなたに触れさせてくれませんか
あたしはもう、この扉の前から
あなたの許から
逃げたりしない
本当に欲しいものが何か
気づくことができたから
もしもあなたが
もう一度あたしのことを
信じてくれるなら
あたしもあたしの全てを
あなたに預けるから
ねえ
扉を開けてくれませんか
あなたのその固く閉ざした扉を
あなたの心の扉を
どうかあたしに
開けさせてはくれませんか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます