言の葉の花束を貴方に

このあたしの小さな手から

生まれてくる微かな言葉達を


詩い続けて

綴り続けて

紡ぎ続けて



いつか

花束のようにして

貴方に贈りたい



あたしにできる贈り物は

この言葉達だけだから



ひとつひとつは

風で何処かに飛ばされてしまいそうな

微かなものであっても


紡ぎ続けるあたしの言葉達は

いつか

大輪の花束になれるだろう


あたしの

親愛と慈しみと

そして感謝の色を入れて

紡いだ花束を、貴方に


あたしの言の葉達を

貴方に届けたい


あたしの言の葉の花束を

貴方に贈りたい







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