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    四 はすのうてなへの応援コメント

    ツヅキとカナオでもいいのに、蝉喜と書いて「つづき」と読ませる。この名前に深い意味があるのだろうと想って読ませてもらいました。
    青春の想い出の中をいつまも二人きりで旅していたい。それがカナオの願い。
    ブラック企業から離脱したい、この世から逃れたい。それが蝉喜の願い。
    二人がもっとも近く、親しく、光に包まれていた頃に彼らは戻っていったのですね。
    カナオはいつまでも蝉喜の首を抱いて過ごすでしょう。
    生首を抱えている美しい【老人】の姿を、眼に映る日常風景のそこここに重ねてしまいそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。会いにこれば~は口語調ですね。お手数おかけします。
    ツヅキの名前ですが、「蝉」という漢字にはうつくしい・つづく、という意味があるので、「含蝉」というモチーフとかけてあえてこの字面にしました(ふりがなが多いのは、強調よりもリーダビリティを意識しています)。
    この世の外に逃れて永遠を過ごしたい、という願いをふとした拍子に抱く人は多けれど、それを実現する機会を得てしまった彼らは幸か不幸か。

  • 四 はすのうてなへの応援コメント

    文章がとても巧みで、不思議な世界観にどっぷり浸かれる作品でした。蝉や田舎の学校というモチーフがノスタルジーを感じさせて切なくなりました。
    悲劇なのにそれでは終わらない広がりが良かったです。

    作者からの返信

    最後までお読みいただいた上、コメントいただきありがとうございます! 実は一部は自分が見た、もう会えない人に会った夢から来ています。
    ホラー要素が弱く、現代ファンタジーと迷う所でしたが、この終わり方は気に入っています。