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  • こんな不幸になってもらいたい主人公なんておるんか

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    私は彼女らに不幸になって欲しいとは思ってませんよ。

  • 私も同じ本を買ったので興味深く拝読しました。

    魯迅は本来の妻であった朱安(纏足をして読み書きの出来ない女性でした。魯迅の『祝福』の不遇の内に息絶えるヒロインは朱安夫人がモデルと言われています)への仕打ちも酷かったんですよね。

    ところで、張愛玲の邦訳は藤井省三先生の「傾城の恋/封鎖」がKindleでも出てますよ。
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    「傾城の恋」は上海と香港を舞台にしたラブロマンスです。
    周潤發主演で映画にもなりました。
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    池上貞子先生も「傾城の恋」を訳されています(なお、こちらでは旧式な結婚の犠牲者になったヒロインの怨念を描くもう一つの代表作である『金鎖記』の訳も併録されています)。
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    長編の「半生縁」も勉誠出版から邦訳が出ています。こちらは戦前の上海を舞台に主人公たちのすれ違う恋愛を描いています。
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    映画になった「ラスト、コーション。」(原題:色、戒。)も集英社文庫で邦訳が出ています(こちらにも表題作以外に三作の短編が収録されています)。
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    「世界文学のフロンティア4」にも短編の「赤薔薇・白薔薇」の邦訳が収録されています(こちらの短編も映画になっています。ヒロインは『ラスト、コーション。』にも男主人公の夫人役で出演したジョアン・チェン)。
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    作者からの返信

    吾妻栄子様

    なかなか知る機会のない中国女学校やジェンダー史を知るきっかけにもなり、現代中国文学への入り口にもなっているという面白い本でした。
    私の力不足で、その辺の面白さが十全に伝えられた気がしないのが悔しいですね……。

    魯迅の妻だった朱安のことも紹介されていました。この方のことも初めて知ったので、いよいよ「魯迅さぁ……」となっていましたね。時代を考慮してみてもちょっと酷い。でもきっとこういう立場に女性も多かったんでしょうね。

    張愛玲の本、たくさん紹介してくださってありがとうございます。
    できれば紙で読みたくて地元図書館の蔵書検索にあたってみたところ、ほとんど「蔵書なし」という悲しい結果に……。
    とりあえず長期戦で手に入りやすそうなところからコツコツよんでいくことにします……。

  • こちらの作者さん、『淫獄団地』で一気に有名になりましたね。

    作者からの返信

    言われてみれば確かにそうですね…(病院から団地へとシームレスに移ったイメージがありましたもので)。

    団地の方も、設定はとんでもないのにベースは毎回きっちり面白いのでひたすら感心しています。