19、孤独
孤立を恐れてきみは
孤独を手放し
大多数だけが肯定する
幸福なルートへと身を落とした
孤独なきみは強かった
孤独なきみは自由だった
孤独なきみはなんでもできた
なんでもできたから感謝された
感謝されたけど
理解されなかった
そんなに理解されたかったの?
それこそかなわない理想なのに
孤独じゃなくなったきみは平凡で
平凡なきみは自由じゃない
大多数の中にいるから
孤高でいればよかったのに
そんなに理解されたかったの?
気付いたときには遅い
孤独でなくなれば
孤独へは戻れない
そういうものなんだ
孤独ってとても素敵なことなんだよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます