届いた光

常闇の天板に向けて 手を伸ばす

あの星を掴みとりたいんだっていって

指先が空を切る 「届くわけないか」

恥ずかしそうに笑う君 気づいてる?

照らしてるのはここまで届いた 月光


星に指が触れてないなんてこと

きっと誰も証明できないのにな


物理的な距離を埋められなくたって

諦めなければ心の距離は近づけるのに

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