月ほど遠い先にいる

毎日見上げた先にある

月に想いを馳せるたび

君の声も笑顔も温もりも

未だにそこにあるんだと

見える範囲にあるんだと

そんな簡単な希望を見出して


姿なき理想の形を月にすり替え

必死に生きる僕のことをうえから

見守るだけで何も言わない月光よ


この手は月まで届かない

この声は月まで届かない

想いだけが宇宙そらへいく

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る