ガムのようなエッセイ

 私だって楽しいエッセイが書きたい

 夢を届けるなんて烏滸がましいが

 せめて読んだ時間ぐらいは

 楽しく過ごせるような


 目標はガムである

 栄養もなく 何も腹に残らないが

 口にある間は楽しくて

 いつでも捨てられる

 そうしても惜しくない

 そんなエッセイが書きたい

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