ここじゃない住処
自分の特性として、まず家に興味がある。それは理解している。
無料の住宅情報誌を持ち帰ったり、グーグルマップでこの辺りに住んだらどうなるか、というような妄想に耽ることがしばしばある。まず間違いないだろう。
その一方で、内装には拘らないようである。
家具なんかは最低限しかなく、その見た目も良く言えばシンプルだ。最新の家電なんかも、さほど興味はない。本なんかも適当に並べてあるし、定期的に処分している。これはどういうことか。
やはり、今の住処は「仮宿」と思っているのであろう。
仮の拠点だから、荷物を増やしたくない、家具にこだわりたくない、それどころか、すぐに出て行けるようにしたい。そういう機微が無意識のうちに行動となっていたに違いない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます