年末を待つ

 毎年この時期になると年末の諸々で憂鬱になっていたが、今年はそこそこ片づけているのでドンと来いという気分である。どうせ、後になってあれもこれもと出てきて、結局はボロボロで年明けを迎えるのだが、それら厄介事が出てくるまでは、調子に乗らせてもらう。


 それにしても、今年は個人的なことから、世界的なことまで、色々とありすぎた。特に、今学生の人たちは、戦後最悪の学生生活と言って差し支えないのではないだろうか。最悪とは悪いことばかりではない。来年はこれより良くなるに決まっているからだ。さらに、進学就職しても、「あの時よりはマシだ」と踏ん張りがきく。とはいえ、こんなことを言えるのも、一応の終息を見せているからであって、渦中は本当に苦しかったに違いない。よく頑張ったと伝えたい。

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