57 一次創作
(ケータイで同志のサイトを巡回するオタクちゃんこと真野)
「あ、このキャラかわいい。なんのキャラだろ。ああ、そうかオリジナルか……わたしには無縁だ。一次創作には向いてないのだよなあ、わたしは」
(起きあがってドールを見る真野)
「いや……ふみちゃんもゆくゆくは好みのアイ入れて好みのウィッグにするわけだから、オリジナルキャラ描いてみるか」
(ノートにイラストを描いてみる真野)
「これだ……これが理想形だ。でもこの服ってどうなってるんだ? 描いたのに分からない……ううむ……」
(場面変わって久々に出してきたミシンで試し縫いをして雑巾を作ってみたギャルちゃんこと有紗、できた雑巾を眺めて適当に放置してため息をつく)
「ドール服くらいならパターン引けるけど普通の服じゃ退屈なんだよね……なんかこう……ファンタジーなの作りたいなあ」
(違いにキュピーン! ってなるふたり)
「もしもしアリサです! マヤちゃん、なんかドール服のデザインない?! 普通の服じゃないやつ!!」
「あるよ!! 写メ撮って送る!!」
「おおー!! まさに求めてたやつだ!」
(これがウィンウィンの関係か……となるふたり)
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