5 体育
(体育で二人組を作るよう言われて悲しい顔でキョロキョロするオタクちゃんこと真野)
(真野が一人なことに気付くギャルちゃんこと有紗)
「マヤちゃん、組む相手いないの?」
「あう……(煽ってきたな……やはりこれが本性なのか……?)」
「じゃあウチ……あたしと組もうよ! あっでもウチ……あたし超体硬いんだった!」
「えぅ?!(な、なんだと?! こいつまさか本気で友達になろうとしてるのか?! だがそれでいいかもしれない……いや、そもそも友達になろうって言ったのわたしだし……)い、いいの?」
「いいに決まってんじゃん! ウチら……あたしら友達なんだからさ!」
「お、おう……」
(コンビを組んで準備体操するふたり)
「あ、ありがと。わたしいっつも二人組組んでくれる人なかなかいなくて」
「じゃあこれからずっと二人組組もうよ!」
「?!?!(なんだ?! なにが起こった?! これは天変地異か?!)じ、じゃあ、ずっと二人組ね……」
「もちろん!(なんでこんなビックリしてるんだろ?! 面白!)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます