16.言うは易し
「想像」は与えられた自由だ。
その自由に抵抗を感じることもある。
ふと浮かんだ想像に自己嫌悪するときだ。
「つまらないことを」
「当たり前のことを」
「できもしないことを」
しかし、その想像すら浮かばないこともある。
疲れ切っていたり、強いプレッシャー下にあったり、思考がネガティブになっていたり。
ということは、自己嫌悪したくなるような想像でも、それができる心の状態に安堵した方がよい
と自答する。
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生物の進化を擬人化して捉えるなら…
生きることに消極的な生物種などない
どんなに穏やかな姿をしていても
技巧の限りを尽くして生き残ってきた
その技がどんなに華麗でも
過酷な競争が根底を支えている
生に貪欲であること
それが生物であり
生物に「諦める」選択はない
✿
通るものには誰彼構わず食らいつく
四つ足も二足歩行も関係ない
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センダングサ
線香花火の散り際のように見えて
これもまた種の存続に貪欲であった証だ
✿ ✿ ✿
All species are active in continuing existence. None of them gives up surviving. It’s obligation and destiny of organisms.
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If it looks like a beautiful and lovely being, it should have a strategy of existence to get through a keen selection.
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(写真を近況ノート”「16.言うは易し」のノート”に載せました)
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