『試練』に必要なもの
『試練』は進む者に与えられる
では、なぜ進もうとするのか
それは至って簡単な話である。『人』を越えようと近づこうとするからである。
学生で言えばテストや部活がわかりやすいだろう
テストで高得点を取ろうとする理由は何か。それは校内順位だったり、進路のためである。
部活で上手くなろうとする理由は何か。試合で勝つためである。
試練は、『人』がいないと成立しないものである
さらに、傲慢な人物にも試練はやってこない
全ての事象において一番だと思っている人物が先に進もうとするだろうか
自分の能力を磨き、より良いものに・・・と考えるだろうか
そう、誰かより上へ上へを向かおうとする心が試練を引き寄せる
つまり、外からの刺激がなければ人は成長することはできない
敵は自分自身なんてよく言うが私から言わせると以前の自分という他人である
過去の自分も含めた他人が『敵』である。
今の自分と過去の自分を比べてみてほしい。”今”の自分と”過去”の自分はイコールの関係だろうか?
イコールとはまったく同じということだが、今持っている能力、考え方その他もろもろは、過去の自分とまったく同じなのか
違うだろう。つまり、過去の自分は越えるべき敵である
他人とは今の自分以外すべて。つまりは内側から来ることはない。
ここで言いたいのは、『敵』は必ず『己』ではなく『他人』である。『敵』は『外』からやってくる。ということだ
さて、試練に『他人』が必要ということは理解してくれたと思う
次にもう一つの必要なものをお教えしよう
それは、『血』である。
血液とは、体を循環するものであり、酸素を運ぶ、傷口をふさぐなどの作用を持った液体である
これを人生的に置き換えると時間だと私は思っている
人生という有限の時間。その時間は”未来”に自分に必要なものを届けることができる。”今”を何かに捧げることによって成長する為の栄養を運んでいくのが時間である
この時、時間というものを消費していることに気がつくだろう
このように、有限のものを消費するのは、自信の成長する為の『犠牲』であると考えている
すなわち、私の言いたい『血』とは試練を乗り越えるために消費される『犠牲』なのだ。
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