第38話 口封じ
「ね、ポッキーゲームしよ?」
上目遣いでねだる君。
チョコ味のそれを差し出して。
俺が甘いの駄目だと知ってるくせに。
文句を返す君の腕を引いて言葉を奪う。
これは、ただの口封じ。
こっちの方が好きだから。そう耳元で
両手で耳と唇隠して飛び
ほら、ポッキー食べたらこっちへおいで?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます