flight 2 ⑩
「申し訳ないんだが明日は佑輔達との先約がある。君たちは買い物なり食事なり好きに行ってくれ。」
おお~。冷泉機長、取り付く島もないくらいガツンと言いますねぇ~。まぁそれくらい言わないとこの子達引かないのか。
「ええ~、私達は冷泉機長と行きたかったんですぅ~。冷泉機長いないとつまんなぁ~い。」
あんなに言われたのにまだ来るのか。この子達へこたれないのね。
「先約は先約だ。私無しで楽しんでくれ。」
そういって冷泉機長は歩きだしてしまった。私への睨みつきで。
「「「待ってくださいよぉ~。」」」
甘ったるい声を出しながらその3人組は私のことを睨んで行った。
はぁ~、何でみんな私のことを睨むのかしら。あ、これって被害妄想?
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