第368話 368.変わり果てたダナン城塞都市
◇◇ レイ ◇◇
ダナンの城塞都市正面門は粉々に破壊され門が有ったとさえ解らない状態
「酷いですね。ここがダナンだったとは全然思えません」
レイラが思わず口を押えながら驚きを表す
「レイラが言ったように私もここがダナンだっただなんてとても思えません」
「ジュリアもダナンだったな」
「そうですよ~忘れちゃ嫌です~」
「最近ずっと傍に居るから気にして無かった」
「ふふっ^許して差し上げます。今は私幸せですよ~ご主人様~」
「早く入ってみましょう~」
ミーニャが速攻で『魔動キックボード』をマジックポーチから取り出して『魔動キックボード』に乗った瞬間速攻でダナンの城壁の中に飛び込んでゆく
10メートル×10メートルの大きさだが俺の魔法錬成で時間停止のマジックポーチをやっと作れるようになったんで、メイドさん達全員にマジックポーチを渡す事が出来た
もう俺がこの異世界に落ちて来て4カ月が来ようとしているからな!!
俺も徐々には進歩しているって事だ
『俺だってレイラみたいにタダの脳筋じゃ無いんだぞ?』
「皆俺達も皆急ごう」
「「「「「「「「「「ハイ」」」」」」」」」」
『魔動キックボード』を全員マジックポーチから取り出して速攻で『魔動キックボード』に飛び乗って焼け焦げ廃墟となったダナンの城塞都市の中に突っ込んでゆくと
ジャロデットという体長3メートル程度の2足歩行の竜モドキの死体が眉間を貫かれ至る所んじ倒れている
俺はジャロデットの死体を回収しながら
「此処はジャロデットの狩場になってしまっているようだな」
「急ぎましょう」
俺の言葉にレイラが先を急ごうと正す
「ああ急ごう」
俺達が速度を上げてダナンの城塞都市の大通りを進んでゆくと大量のジャロデットの魔獣にミーニャが囲まれているのが見えた
一気にメイドさん?制服姿の女子高生からシャイニングピアス?
レーザーって言った方が良いかも断続的なレーザーを射出し体長3メートル以上は有るジャロデットの眉間を撃ち抜いてゆく。
70人もの女子高生の攻撃を受けたら一瞬でミーニャを取り巻いていた体調3メートル以上はあるジャロデットが全て倒れる
「ミーニャ大丈夫か?」
って聞くと
俺の所に一気に飛んできて
「怖かったです~ジャロデットの巣窟になっちゃってます」
って言った途端に俺に抱き着いて来るミーニャ
ニャ~
って鳴いたら猫だな・・
何て一瞬思ったのは内緒だ
「ご主人様、こうなったら全員でダナンの城塞都市に入り込んだジャロデットを殲滅しましょう」
「俺はこのまま放置しておいた方が良いんじゃないかと思うんだがどうかな?」
「「「「「「「「「「何でですか?」」」」」」」」」」
説明不足だったか(;'∀')💦
「説明不足で悪いな。今のダナンの城塞都市には2足歩行する体調3メートル以上も有るジャロデットが相当数入り込んで塒にしている状態だが、同時に人間にも荒らされない状態だ。
この状態でもしも、このダナンの城塞都市を手優に治め新しい街を誰かが作ろうとしても、ジャロデットによって守られるという事だ。
だからこのダナンの地が必要になった時ジャロデットうを倒せば良いと思ったんだが皆はどうだ?」
「そういう事ですね。このダナンの地を誰かに取られるのも良い気はしませんから、このままジャロデットを狩らないでそのままにしておきましょう」
レイラは納得したようだが・・
他の者は?
「「「「「「「「「「それで良いです」」」」」」」」」」
「皆も自分の故郷である魔獣の領域となったこのダナンの領地をなんとかしたいとは思うが、今は他の人間が入り込めないこの状況を喜ぼう」
「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」
そう言った瞬間に皆一気に俺に抱き着いて来たんだが・・
うをぉ~
女子高生でいっぱい
めちゃめちゃ嬉しいんだが・・・
東京の山の手線の混雑を思い出して超~ギンギン・・
ヤバいぞ
お触りし放題・・
って俺の方がめちゃめちゃ触られてるんだが・・・
うをぉ~
新しい性癖に目覚めたらどうすんだよ~!!
色んな所を触られながらも
「みんな~そろそろ次の目的地へ行くよ~」
「「「「「「「「「「は~い」」」」」」」」」」
何とかアヘアヘになりながらも『魔動キックボード』に乗り一気に上空に飛び立つ俺達
つづく・・・
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