第310話 310.『娼館都市エデンズパラダイス』に上がった悲鳴
◇◇司祭長コンラッド・ファレル◇◇
自由市場を過ぎると巨大なホテルが!!
『エデンズガーデン』と言うらしい・・
向かい側にはお土産屋さんとオープンテラスがある食堂
そうしてホテルの横がお城
その辺の人に聞いて見るとエデンの管理をしている役所みたいな所らしいが
『美しい!!』
こんな建物は見た事も無い
さっきのホテルも輝く材質で出来ていたが、こっちの建物は非常に美しく、そして高さも高い!!
お城を過ぎた所に広場が有り皆がベンチに座り寛いでいるようだ
皆すごく笑顔だ
『幸せそう・・・?』
そんな広場に集まっている人々の話に耳を傾けると・・・
「今日は聖女様が忙しくて見て頂けなくて残念でしたわ。でもポーションを処方して頂いたので凄く楽になりました」
「それは幸運では無いのですか~?あのポーション凄く高価だと伺いましたわ」
「そうですね。そうかもしれません。ですがレイアード城塞都市から来たのですから一目聖女様のお姿を拝見したかったですわ」
「聖女様もですが、ここの領主様は天使様だという噂ですわ。沢山の方が天使様に助けられたと言う噂ですわよ」
「そうなんですか?」
・・・
天使に聖女
こんな所まで噂は広がっているのか?
聖ドニアス協会の事を話している人間など一人も居ない
これは相当に不味いかもしれないな・・・
その広場を後に、横のギルドに寄ってみようとありき出そうとした時、広場の奥に巨大な光り輝く建物が有るのに気が付いた!!
『エデンズパラダイス』
と書いてあるようだ。
あの建物もキラキラと輝いていて綺麗だ
行ってみるか!!
そう思って、その建物の方に歩いてゆくに従って、物凄い人で混んでなかなか進めなくなってきた。
なんでこんなに混んで居るんだ?
「みなさ~~ん今日から、『娼館都市エデンズパラダイス』オープンです~楽しんでいって下さいね~素晴らしい体験をお約束しま~~~す」
そんな呼び込みの声が聞こえて来る
その声の主は直ぐに見つかった
その声の主は・・・
物凄く美しく
物凄く綺麗で
言葉に表せないくらい神々しいい
もしもこの世界に神様が居るのならば、あんな少女の事を言うのだろうな
と思っていた事も有った・・・
そうして俺は少女に勧められるままに『娼館都市エデンズパラダイス』の中に入って来たのだが
素晴らしい~!!
天国という所が有るならば、こんな所を言うのだろう
思わずそう思ってしまう位素晴らしい
だが・・
そんな私の感激を逆撫でするような男の大きな声が聞こえて来た
「本当に此処は素晴らしいぜ~このエデンは俺にとっては天国だったぞ~!!
今日ダンジョンに潜ってよ~魔獣に腕を喰われてもうダメだと思ったんだ!!
そしたら、冒険者をしている仲間がこのエデンに連れて来てくれてよ~俺の怪我を見て門番が
『直ぐに『娼館都市エデンズパラダイス』に此れを持って行け』
ってメモを渡してくれたんだ
そんでもってここに来たら天使様かと見紛うような綺麗な人が居て、その門番が書いてくれたメモを見せるとさ~
『ヒール』
ってその天使様みたいな綺麗な人が言った瞬間、俺の無くなった腕が生えたんだ!!
『すんげぇ~この人は天使様だ!!』
って確信したぜ!!
聖ドニアス協会何てクソだ!!
俺はあの聖ドニアス協会なんて金輪際信じねえ~
このエデンこそが神の国だ~~~~!!
俺の亡くした腕が証明してくれたぜ」
男はそう言って片腕を大きく上に掲げた。
その時俺の中から言いようのない憤怒の感情が吹き上がって来て
『もう止めれなかった!!』
今まで信じて来た信仰をあの男の一言で踏みにじられた気がしたのだ!!
俺は懐に入れていた魔導負を取り出して大きくドニアス神様の御心を高らかに掲げ
「偽りの信仰に汚された者に鉄槌を」
そう叫んで『断罪の魔道具』を起動させたのだ!!
『ドニアス神様の神聖な炎で燃え尽きろ!!』
そう思った瞬間炎に包まれ俺の意識は一瞬で途絶えた。
◇◇ カテリーナ ◇◇
物凄い人数のお客様の対応をしながら、心の中は私を助けてくれたご主人様の事で一杯だった。
ご主人様は女性のお姿をされては居るけれど確実に男性
今までの私の勘がそう言っている。
一緒に行動していた9人と一緒にご主人様に
「私はカテリーナと言います。娼館で纏め役みたいな事をやっていました。娼館の事は私とこの9人に任せてもらえませんか?」
ってお願いしてしまった。
クローディア、アルベルタ、カールラ、私、デーリア、ルーナ、イルーザ、ルアーナ、オリエッタ、ピナ
でこの娼館都市『エデンズパラダイス』を管理する事を任された。
後は・・
ご主人様を常時取り巻いている
レイラ様、女神様、クリスティーナ様、クリスティーン様、クララ様、ディアナ様を落とすだけ!!
とくに女神様って呼ばれている女性
頑張って落としますから待っててくださいねご主人様~
あ~
『もう日が暮れてるんだ』
この娼館都市『エデンズパラダイス』は夜でも照明により昼間のように明るいから、時間の経過が解らない
そんな眩しい位の照明で幻想的な光景になった娼館都市『エデンズパラダイス』の建物の中で
突然受付の前で誰かが
「偽りの信仰に汚された者に鉄槌を」
って叫んだ瞬間
「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーー」
っと人だけが燃え上がったの
「きゃ~~~~~」
私は思わずその光景を見て叫んでしまい、みんなが釣られて
「「「「「「「「「「きゃ~~~~~~~~~~~~~~」」」」」」」」」」
盛大に悲鳴を上げちゃった。
あおの火の勢いは物凄い勢いで燃えてるけど・・
不思議な事に
その人だけが燃えている・・
ってもう人の形さえ無くって炎が何かに遮られた中で燃えているだけ
そんな状況の中
「皆~だいじょう・・・・・ぶ?」
そう言った瞬間に
『ペタン』
って床に座り込んじゃった
「ご主人様?」
そう床にペタンと座り込んじゃったのはご主人様だつた
めちゃめちゃ慌ててったみたいで急いで来ちゃって、この状況をみて安心したみたい。
「ご主人様~~大丈夫ですか~」
私はそう言って空かさずご主人様を私の胸に抱き締めたわ
そしたら
次々次に
「「「「「「「「「「ご主人様~」」」」」」」」」」
ダメ~ご主人様は私の物ですよ~
これはヤバいですわ
こう止められませんね
もう何でこんなにも集まっちゃうんですか~~
それよりも早く確かめなければ!!
そう
『カチンカチン』
ご主人様~~やっぱり男の方だったのですね~~
こんなに硬くなっちゃってますよ~ふふっ
つづく・・・
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