第253話 253.商品納入

◇◇◇◇ ウエストン商会の会頭コリー・ウエストン ◇◇◇◇



メイドに着いて行くと

『エデンズガーデン』というホテルの横に立派なお城が建っている前で止まって


「ジャスミン~ちょっと外に出て来て~商隊の人からご主人様の言っていた『ぶどう』を買ったの~マジックポーチ持ってきてね~」


「本当~~?嘘じゃ無いわよねレディア?」


「裾じゃない!!嘘じゃ無いからね!!」


『ドタドタ』


『ドタドタ』


『ドタドタ』


『ドタドタ』


ってお城の中で走り回る音がした後3人の少女・・

そうめちゃめちゃ超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超~美少女が3人お城の中から出て来たのだ!!

このエデンのメイド達ってどんだけレベルが高いんだよ!!

「ぶどうってどれ~~」

「わたしもみてみた~~い」

「レディアおかえり~直ぐにマジックポーチに収納するわね」


皆ががやがやとおしゃべりしてから

「私は領主レイ様のメイドでエデンを守っていますジャスミンと申します。この度は商品を売って頂きありがとうございました」


そう言って両手でスカートの裾を摘まみ優雅にカーテシーを取るメイド


「いやこっちも助かったのだ気にしないで欲しい」

「そうですかそれでは積荷を全部収納してもよろしいですか?」

「ああ~良いが、そちらは華奢な体のメイドさんだけと見る、こちらの使用人に言って運び出させよう」

「いえ御心配には及びませんわ。こちらで全部対処しますので運び出す品物だけご指定下さいませ」


そんな事を言うが大丈夫なのだろうか?

こんなか細い手足で運び出すなんて出来るのか?

とは思ったが、一応馬車の荷物を指定し

「此処までがうちの商隊の荷物だからこれは残してくれ。そうしてここから後が『ポテドン(さつまいも)』になる。この馬車から10台までが『ポテドン(さつまいも)』だ」


と説明すると


「解りましたわ。ではここから後の商品を収納すれば良い訳ですね」

「そうだ」


と言うと


『ふっ』


っと一瞬で積み荷の『ポテドン(さつまいも)』が一瞬で消えていた。

次々に10台の馬車の積荷の『ポテドン(さつまいも)』が消えてゆく。

何なんだこれは?

噂では聞いた事が有る・・


幻の

『マジックバック』

という伝説の魔道具で確か・・

小さな袋に大量に物を入れる事が出来る魔道具が有るらしいと・・


そうして

「こっちから後ろの馬車の積荷が『ワントフォードぶどう』だ」

と案内すると次々に荷馬車に積んでいた『ワントフォードぶどう』の積荷が消えて行った


「お前達が持っているマジックバックは売ってくれと言ったら売ってくれるのか?」

「無理ですね。容量無制限、時間停止の機能付きマジックアイテムの対価を貴方達でお支払いできるのでしょうか?」


そう言われて俺は何も言えなかった。


『容量無制限、時間停止の機能付きマジックアイテムの対価』

それは城塞都市10都市や20都市では収まらないだろう・・

そんな対価を用意出来るハズがない!!


そんなマジックアイテムを一介のメイドに持たせるなんて領主は一体何を考えているんだ?

馬鹿か?

それとも・・・

このメイドはそれだけ信頼されているという事なのか?


つづく・・・

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