第212話 212.一応相談役って事でどう?

◇◇ レイ ◇◇


俺は早く帰ってエデンの領地を整えなきゃいけないんだよ!!

なのに何でこんな事に・・・

城塞都市メリアストロと城塞都市デナストレアの両方の都市が俺にこの都市を見て欲しいなんてどうなってるんだ?

なんて城塞都市デナストレアの家令エルマーと城塞都市メリアストロの領主の息子が言い合っているのを見ながら落ち込んでいると・・・


城塞都市メリアストロの城門かが開き人がぞろぞろと門の中から出て来て

「おお~ディーンそれにティーナもう帰って来たのか、と言う事はそちらのお方がエデンのお方なのか?」


そう言って50代位の口ひげを生やした男性が声を掛けて来たのだった。

顔が何となくディーンに似ているっぽいから・・・多分領主かな?


「父上このお方は父上が仰る通りエデンのご領主さまのレイ様と御付きのお方達でございます」

「しかし、この城塞都市デナストレアの一斉に並んだ物凄い人数の軍はどうしたのだ?」

「城塞都市デナストレアのご領主イーモン様が兵を率いて出てこられまして、エデンの領主様に『俺の奴隷になれ』と申した為、エデンのご領主様の御付きの方に城塞都市デナストレアのご領主イーモン様が殺された所です」

「ではエデンのご領主様と城塞都市デナストレアが一触即発の状態となっておるのか?」

「いえそれが・・マズイ事に城塞都市デナストレアのご領主お亡くなりになり城塞都市デナストレアの領地運営の適任者が居なくなった為、城塞都市デナストレアもエデンの傘下に入らせて欲しいと言って来られたのです」

「何と、それは困った・・・声を掛けたのは儂らの方なのじゃが・・・」


俺は一応そんな状況を打開すべく恐る恐ると声を掛ける

「あのですね?今エデンはダナンの難民2万人を受け入れて大変な状態で正直言って他の領地まで見る余裕が無いのです。

なので城塞都市デナストレアの方にもお願いしたのですが、この領地が安心して暮らせる領地になるようにお手伝いはしますというお話をした所です。

城塞都市メリアストロの方も、エデンの領地に受け入れる事は今は出来ませんが城塞都市メリアストロの領地が安心して暮らせる領地にする為にお手伝いする事位はいたしますよ?それでどうでしょう?


まぁ色々と困った事を相談して頂いて、解決できる事は解決してさしあげる言わば『相談役?』的な感じでしょうか?


私としては城塞都市デナストレアも城塞都市メリアストロもこんなに近くに有るのですからお互いの領地が協力し合ってこの領地を発展させたらどうなのですか?」


って俺が提案すると


「「たとえばどんな?」」



え~~~~~?

それを俺に聞くの~~?

丸投げしなくて、少しは自分達の頭で考えてよ~~(;'∀')💦

15歳の男子高校生に普通それを聞く?


「ど~ど~」

あ~頭に血が上ってしまっていました女神様

「ありがとう女神様」

「あ~ん」


あ~何時ものやつですね!!

女神様はマイペースですね~

某有名チョコレートメーカーのゴ〇ィバのチョコレートを女神様のお口に放り込む 

『ぽいっ』

『(´~`)モグモグ』


「例えばデスネ?

城塞都市デナストレアと城塞都市メリアストロの領地の外の周囲5キロ程を石作の城塞で囲んで兄弟城塞都市みたいな感じで運営してはどうでしょうか?外に増えた土地で例えば小麦なんて皆で協力して植えて全員で収穫すればお互いの城塞都市が相当に潤いますよ?」


すると城塞都市デナストレアの家令エルマーさんが

「それは解っておるのです。何処の城塞都市ももっと広い場所を城壁で周りを囲って魔獣が入らないような領地を増やし、小麦のような作物を作りたいのです。

ですが城塞を築くと言う事は莫大な金額と労力が必要なのです。

ですから何処の城塞都市もその労力を調達する為に戦争を起こし他の城塞都市の人民を奴隷にして城塞を拡張させる労働力として使うのです」


あ~それで城塞都市同士の戦争になっちゃうんだ!!

改めて言われて納得しちゃったよ。


「そうですね。じゃ~私の方でこの二つの城塞都市の周りに周囲5キロの城塞を築いてさしあげましょう」

「もしや・・・」

と城塞都市デナストレアの家令エルマーさんが言おうとしていたが、俺、レイラ、クリスティーナとクリスティーンを連れて助祭都市の上空に浮遊

城塞都市デナストレアと城塞都市メリアストロを含んだ周り5キロの範囲に10メートル×10メートル×厚さ50センチの石板を一気に上空を移動しながら


『ドスン』


『ドスン』


『ドスン』


『ドスン』


っと地面に撃ち込んでゆく。

『悪魔の森』の城塞化に比べれば楽な物だ!!

城塞都市デナストレアと城塞都市メリアストロを含んだ周り5キロの範囲の城塞化を終え俺達が地上に降りると・・・

お口をあんぐりと開けた城塞都市デナストレアと城塞都市メリアストロの領民が居た


「あの~どうかされましたか~?」


って聞いて初めて始動する両城塞都市の領民



そうして俺達を見て



「「「「「「「「「「女神様じゃ~~ありがたや~ありがたや~」」」」」」」」」」



そう言って俺達を全員で拝んでくるのだった。


『やめろ~以後事が悪いぞ~!!』

「止めて下さい。居心地が悪いですよ~それよりも困った事は有りませんか?」

って聞くと

「御覧の通り此処は山の裾野にある城塞都市、この辺りは水の便が悪く作物を育てるには向かないのです、何か良い方法は無いでしょうか?」

俺のその言葉にディーン・ティーナ夫妻のティーナさんが早速相談事


「じゃ~井戸を掘ってみましょう」


って言って俺の目の前に土を限りなく深く収納してゆくと・・・

突然


『しゅわーーー』


っと地下から水が噴き出して上空高く吹き上がり、次第にその辺一帯が水浸しになってきたので周囲を掘り下げて深い池にして城塞都市デナストレアと城塞都市メリアストロの外に円形に水路を円形に通す。


「これで水は大丈夫ですね」

「はい~~~」

「「「「「「「「「「「女神様~~~~」」」」」」」」」」


なんでそうなるんだよ~

余りにも

『女神様~』

『女神様~』

『女神様~』

『女神様~』

『女神様~』

・・・

って五月蠅いので

「ここの洞窟型のメトリーノダンジョンから魔獣が溢れ魔獣のスタンピードが起こったとお聞きしましたのでメトリーノダンジョンに潜って魔獣を間引いでおきたいのですが大丈夫でしょうか?」


って聞くと


「「「「「「「「「「是非お願いします」」」」」」」」」」


とお願いされた為早速俺は、レイラ、女神様、クリスティーナ、クリスティーンを連れて城塞都市デナストレアと城塞都市メリアストロの中間にあるメトリーノダンジョンへと潜のだった。


つづく・・・

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