日々と詩と○○

青崎 悠詩

2021/10/05 「四季」

時間の色


切ない桃色

別れと出会いを生み出す季節の色

まだ淡い陽光に透ける桃色の花びらは切なさそのもの


眩しい橙色

人々を高揚させる季節の色

天から降り注ぐ橙色の光は鮮烈で眩しく高揚感そのもの


神々しい紅色

涼しげな葉を染め魅了させる季節の色

山を染めた紅色は神の血液、神そのもの


寂しい銀色

生命にとって一番過酷な季節の色

大地に広がる銀色は天からの贈り物

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