第14話 日記 10/18(月)

 今朝、寒くて目が覚めました。とは言っても普段から夜に何度も目が覚めます。寝付きもかなり悪い方だと自覚しております。もう何十年も前からです。それでも、まだ良くなった方です。寝不足だと意識し始めた時期が1番酷かったです。一睡もできないまま朝を迎える、そんな事はいつものことでした。眠れないというよりも、眠らなければいけない。そう思い、自分で自分を苦しめていたと振り返れば分かります。

 僕は、よく寝言も言います。これも今でこそ無くなりましたが(たまにある)昔は毎日だったようです。――お祓いに行ったほうがいいよ。 何て言われたこともしばしば。困ったものでした。この年になって、ようやく自分は多数派ではない繊細な人間なのかも、と思うようになりました。そうするとこれは癖、なのだと考えるようにもなりました。


 穏やかではないですが、穏やかに過ごそうと努力しております。仕方がありません。

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