からっぽ

君がいなくなった日々は

からっぽ


何でも写真は撮るのに、

見せる相手がいない


恋愛小説を読んでも

恋愛映画を見ても、


君を思い浮かべてしまうのに

隣に君はいない


涙を流す水もないような

心臓にちゃんと血が巡ってないような

体のからっぽさを感じる


人生に彩りがないような

何をしていても楽しくないような

生活のからっぽさを感じる


君の肩を

君の手を

君の声を

君の顔を

求めているのに


どこもかしこも見当たりはしない


ああ、君はどこか遠くへ行ってしまったみたい。


体に水を届けてくれて

心臓に血を巡らせてくれる、

人生に彩りを与えてくれて

何をしていても楽しいような、


早くそんな人に出会えないかな

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