第200話 一つ星

日の出まではまだ間がある。

彼女の両親は、夜中に抜け出した娘に気づかず眠っている事だろう。


彼女の家の近くに停めた車から、

悔しそうに僕を睨んで、ドアを開け、

振り向かずに歩き出した彼女の向こうに見える星が、

“明けの明星”かどうかなんて知らない。


だけど、星に宿るルシファーに彼女は堕ちた。




★☆★


話しをするだけの筈が、なんとなく場の空気で…。

シテる最中は、良かったけど、終わった後になって、

どうしてそうなったのか…っていう。



〖2年目:第197話 ポジション〗

が、電話じゃなくって、実際に会ってしまったら、っていうのを意識してもみたんだけど、そんなに上手くはいかんか。


☆★☆


次のお題は〖らくがき〗

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