ねぇ。

約束したよね。

今日の１１時に、ここで待ち合わせって。

私。

寒空の中、待ってるんですけど。

ちょっと早く来過ぎちゃったせいもあるけど、

もう１時間半、待ってるんですけど。

やっぱり、

（先に見ちゃえ）

って、私の桜が咲いていた掲示板を前にして、

呆然と突っ立ってたの、あんただったのかなぁ？

★☆★

大学の合格発表。

発表は１０時から。

「一人で見に行くの怖い～。１１時には空いてるだろうから、一緒に見に行こ～」

とか言いながら、いざ大学の門扉の前とか迄に到着したら、それぞれさっさと一人で掲示板を見に行った。

そして、"あんた"は、不合格のショックで、そのままフラフラと帰宅した。

現在の時刻、お昼よりは前ってところだが、目の前にいない”あんた”への愚痴からの…。

って、感じですかね。

多分、あーゆーのって受験番号が書いてるんだろうから、本人でないと合否は解らないよね。（見に行った事無いから、知らないんだ）

寒空の中、待たされてるっていうイライラはあるが、一安心はしてる彼女に比べ、"あんた"の心の絶望たるや…。(+д+;lll )

★

予約ができて無かったーー。m(__)m

☆★☆

次のお題は〖リピーター〗

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい