第131話 香辛料

ラーメンに胡椒をかけながら、彼女がプッと笑った。


「どしたん?」


「ん~とね…」


昔、胡椒は、同じ重さのきんで交換されていた。そして、伊達綱宗が高尾太夫を身請けするのに支払ったのが、着飾った彼女と同じ重さのきんだった


「自分と胡椒を交換って言われたらビックリするよね」


知らんわ。




★☆★


いや。

〖香辛料〗の話を考えてたら、フッとこんな事が浮かんで、抜けられなくなって、他のネタを考えられなくなった。


二人の関係は友人。



☆★☆


次のお題は〖異端〗


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