第081話 橋渡し ①

「なぁなぁ。さっき話してた美人、誰?」

「姉貴だけど」

「え?うそ?紹介して!」

「はっ?」


C調反射神経で、橋渡しを懇願され、

僕の眉間は、困惑と呆れを含んだ皺を刻む。


「あ…。やっぱ、いいや」

と、何事も無かったかのように振る舞うが、

『やっぱ、いい』じゃねーんだよ。

お前の嫁に言い付けるぞ!




★☆★


困った時の実話アレンジ(笑)



☆★☆


次のお題は〖ひとつ残らず〗

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る