第038話 マシュマロ ① ★

(マシュマロのぉ)


カクヨムの『新しいエピソードを作成』の真っ白な画面を前に、久浩香は、自分の脳味噌を覗き見るように、眼を上に向けた。

机の上のキーボードの前に両肘をつき、煙草に火を点ける。


それから、珈琲を飲みながら、左手でマシュマロの袋を掴む。

『値引後30円』のシールを貼った袋を。




★☆★


いや。まぁ。

要は、『今、私の手許には、30円で買ったマシュマロがある』って事を、書きたかっただけっていう…。


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