第1章のあらすじ 世界と神

 新山隼は超能力者を集めた国内で唯一の巨大学術機関イグドラシルの高校生で100m7秒台で走ることができるなど常人とは比較にならない高い身体能力を発揮することができる。

 しかし多くの能力者が使える魔術を使えない事にコンプレックスを感じている。

 また朝に割と弱い。

 よく起きる前に夢を見る


 クラスの担任教師は二十代の能力者、佐藤。

 昼休みにクラスメイトの水原悠をなかば無理矢理付き合わせて、趣味の読書の本を借りにイグドラシル中央図書館へ行く。

 そこで古い革装丁の本が放置されているのを見つけるがそのままにして教室へと戻る。


 終業後は陸上部に属しているため参加する。

 陸上部同学年、松田、小沢、大島、倉瀬との日常のやりとり。

 倉瀬はトランプが強い。

 隼と同じ生徒会会計の方条飛鳥になじられ、生徒会副会長の神代綺(こうじろあや)にかばわれる。


 家についてカバンを開けるとなぜか図書館で放置されていた革装丁の本が入っており、本を開いてみると何が書かれているかまったくわからなかった。

 翌日水原に相談すると同学年に草薙という文字の能力者がいるということで、居るであろう広大な中央図書館へ草薙を探しに行き発見するが、隼に関する悪い噂で名乗ったところで霧に包まれる様に逃げられてしまう。


 隼は陸上部のメンバーに草薙との今日の出来事を話して、捉える協力をさせようとすると松田、小沢は不満を述べる。

 倉瀬は草薙昇樹と同級生ということで協力を取り付ける。

 大島は本に興味を示した。


 遠隔から隼達の様子を透視している二十代くらいの女と五十代くらいの男がいた。

 二人とも黄眼で親子らしい。

 玲琪(れいき)、封緘(ふうかん)、迅雷、などの言葉がでてくる。

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